NO LIFE

渓で出会った方に「太田切川のC＆Rは今年までって噂だよ」と囁かれ行かない訳にはいかなくなった。


ロケーションは噂に違わず最高。
ロープウェイ乗り場には早朝から長蛇の列。山ブームは本物だ。

しかし、これまた噂に違わず川が広い。
と、言っても筋が無数にあるということだが、どこから攻めて良いのやら・・・。

更に川に立って「気持ちいい」と感じたのはものの３０分ほど。
影となるものが全くない為、もろ直射日光だ。
こうなればやはり隅をつつくことになりそう。水も最高にクリアだし。

しかし、ここのイワナはC＆Rということもあって出るには出るのだが、銜え方がなんともモッサリしていて合わせ難いことこのうえなし。
まあ彼らも死活問題だから、この時期にガツガツしていては針の御用になるばかり。
よって姿は確認できるが全くもって私には歯が立たない。
石徹白くらい無視される方が気持ちいい。憎しみすら感じるが・・・


まあなんとか一匹出てくれたから許すとしよう。

綺麗な魚。
C＆Rの恩恵なのに、本当に止めるとすれば残念だ。

この頃に体に異変が。
とにかく直射日光に晒され続けている為、ウェーダーの中の温度が尋常ではなく汗も滝のように。
頭痛もし始め、アクエリアスを飲んでも飲んでも唇が乾く。

やばい脱水じゃ。

とにかく川を出て車で休憩。
なんとか復活。さあもう一度川へ！と行くと。
そこは子供達のパラダイスと化していた。
これも「朝しか釣りにならないよ」のアドバイスはあったが、ここまでパラダイスとは。

まあ、これだけ水もクリアでロケーションもよい所は少ないので仕方ないな。
しばらく子供達の暴れっぷりを見て時間を稼ぎ、次は期待の


コレ
明治亭でしたが、向かいのガロは長蛇の列。
気分がまだ少し悪いので小ライスバージョンにしたがヒレが本当に柔らかくて最高。

午後はもうここでは到底できるはずもなく、地図を見て考えていると木曽に近い。
となれば開田高原へ。
コーヒーを楽しみに花猿亭へ行ったが、さすが日曜日ということもあり大混雑。
時間も無かったのでまた次回のお楽しみに。

さて、川を替えたのだが暑さは変わりなく、ちょっと遡行をしただけでも吐き気がし、とても釣りにはならず。

秋はもうすぐそこという感じ。
途中には名物のトウモロコシの販売が。
気分さえ良ければ沢山仕入れたのですがね。

最後の最後に曇り始めたので少しだけ大場所で竿を出すと、いきなり銜えられたが乗らず。
針を確かめると先が丸くなっていた。
どうしても集中できない。

しかしまあ、ハイブリットヤマトのグッドサイズに初めての川で歓迎してもらえたし、
あの暑さとクリアウォーターの中での一匹は私にとって１００匹も同然！
と、自身を励ましつつ東海北陸自動車道の渋滞を経て今、帰宅した訳です。

＊渋滞を抜けて白鳥で入った仕出し屋の定食は旨かったな。
　どれだけ痩せたろう？と体重計に乗ったら何故か１kg増えてた・・・